ーInterview

技術だけでじゃない。自分の体験・経験から得た、コミュニケーションの重要性。
お客さま、スタッフ双方にとってよりよいお店づくりに自分が出来ることを無理なく取り組める職場

日本理容美容専門学校卒/アシスタント

宮脇 悠子

Question：01

美容師を目指されたきっかけから、今までの美容師としてのキャリア、アルシュとの出会いをお教えて下さい！

髪の毛を触ることが好きで、中学生の頃から将来は美容師になりたいと思うようになっていました。高校進学をして同じような志を持つ友人と共に、それを実行すべく生まれ育った淡路島より、大阪の専門学校へ進学をします。親には相談はしましたが、手に職を得られること、また好きなことをした方がよいという、私の気持ちを尊重してくれたことは大きかったです。
学校入学、国試を取得し卒業、就職に当たっては、ちょうどその時第二次美容師ブームという、世の中の流行もあり大阪の中心街で、技術やトレンドに触れたいという想いから、条件や制度というものよりも場所でお店を探し、新卒でとあるサロンへ入社をしました。
入社後、スタイリストデビューを目指し働いていましたが、入社したサロンがデビューに向けたレッスンカリキュラムが揃っていたわけではなく、割とゆったりとした環境であったため、早期にスタイリストデビューをしたいという私としては環境を変えないといけないという思いが強くなり、アシスタント中に転職を決意します。2店舗目はそういった経験から、早期にデビューするための教育レッスンがしっかりしているサロンに転職をしました。入客数も多く体力的はきつかったですが、念願のスタイリストデビューを果たします。
転職して5年ほど経ったタイミングで結婚。その後妊娠を気に退職をしました。ここまで頑張って来たこともあり、仕事との両立も考えたのですが、まずは子育てに専念するべきだと思ったのが退職の一番の大きな理由でした。
2人の子供に恵まれ、また働くことを考え始めたとき、気づけば美容師を辞めて10年の月日が経っていました。その時点では、正直なところ強く美容業界への復帰を望んでいたわけではありませんでした。むしろ他の職業の選択を考えていたちょうどその時、友人を通じてアルシュを紹介されました。
自分の中で、まだ気持ちの整理や不安が解消しない中面接を受けたのですが、自分の想像以上にブランクがあることに対しての不安、子供がいる中で制限される働き方への理解を示していただけたことが、最終的に美容師として現場に戻ることへの気持ちを後押ししてくれました。

Question：02

不安がある中でのブランクからの現場復帰。今仕事をしていて感じる点はどんなことですか？

アルシュは新卒採用がメインで、教育に重きを置き育てていくという会社としてのスタンスがあるのですが、ちょうど私が入社したタイミングは、中途の採用にも力を入れ始めたころだったのではないかと思います。
私自身、恐縮なことに事前に状況や要望を聞いてもらっての入社だったため、思った以上の不安はなく復帰のスタートを切ることが出来ました。
今はアシスタントとしてemotion店に勤務していますが、お客さまの年齢層も幅広く、私としてはまずは今までの経験を活かしお客さまとのコミュニケーションを大切にしながら、お店の雰囲気づくりに少しでも貢献出来ればと思い働いています。若いスタッフさんも多いですが、私のキャリアを頼りにしてくれる面もあり、働いている中での世代間のギャップはそこまで感じることなく、楽しく働けています。
入社のきっかけを与えていただき、まずは自分が出来ることをしっかりやるということが当面の目標なので、現時点ではスタイリストとして、また働きたいという思いは今の所はないというのが正直なところなのですが、アルシュはトータルビューティーメニューを提供するお店として、美容師以外の仕事を出来る環境でもあるので、今お店で行っているフェイシャリストとしての仕事はチャレンジしてみたいと考えています。美容業界に身をおいていた一人としては、こういった仕事の幅やキャリアの積み方の選択肢があることはとても貴重だなと感じています。

Question：03

宮脇さんから見た会社の姿勢や制度について、アルシュらしさはどんな点ですか？

自分の時代は、自分で仕事の合間を見つけて現場でレッスンの時間を確保しないと、なかなか練習が出来ないような状況でしたが、アルシュは現場とは別にレッスンの場所を設け、メリハリを付けて教育を受けられる環境は、とてもよいなと思います。実際早期にデビューしているスタッフも多く、何よりメリハリが効いているなと感じます。
また私のような中途入社の方も増え始め、そのほとんどがブランクがある方です。その人の考え方や姿勢が一人ひとり違う中で、可能な範囲で働く人に寄り沿ってくれることは、何よりその人の不安を取り除き、同じくメリハリを持って働ける環境があることが大きいと思います。
新卒で入社する方、私のようにブランクから復帰する人など、幅広い年齢層がいて、会社としてもバランスが取れているなと感じます。

Question：04

同じような境遇で美容師として復帰を迷われている方へアドバイスをお願いします！

私自身やはりブランクが10年と長く、仕事以前に不安が大きいことが何よりこの仕事への復帰をためらうという方が多いのではないかと思います。
またそういった不安にプラスして、自分の要望がどこまで通るのかということも考えてしまいますよね。
私は面接の際、自分が自分らしく働く上で、今の自分が働ける環境や条件をしっかり伝えることが重要だと思い、しっかり伝えました。
そしてその環境を受け入れてくれる会社に出会うことが出来ました。
そういった会社はなかなか少ないとは思いますが、働く側、受け入れる側、双方の理解や協力があって、はじめて成り立つものだと感じています。
私自身の仕事のモットーが、コミュニケーションが全ての潤滑油であるとの考えがあるのですが、はやり双方のコミュニケーションがしっかり成り立っている職場が、私にとってよい職場だと感じています。

ーMessage

人事担当からのご挨拶

グラムール美容専門学校卒

松下 有希子

女性は特に結婚や出産を機に生活環境が大きく変化し、その中で家庭やプライベートと仕事の両立が難しく止むを得ず大好きな美容師の仕事から離れられた方、一度は違うなと思い他業種へ転職された方も、心の片隅に美容師をしたい！美容師の資格や培ってきた技術を活かしたい！

という気持ちを持たれている方も多くいらっしゃると思います。

また、現役で第一線でずっと活躍されている方も新たなチャレンジ、環境を変える為に転職活動をされている方もいらっしゃると思います。

美容師はキレイを通じお客様のお役立ちが出来て、直接「ありがとう」が頂ける素敵な仕事です！ そんな素敵な美容師という仕事で皆様が「やりがい」を実感できるお手伝いをさせて頂きたいので、是非アルシュに来られた際にいろいろお話しましょう☆